“ドイツとオーストリア汽車でめぐる白夜の旅”

 2008年6月15日より6泊8日でドイツのミュンヘン周辺とオーストリアのザルツブルグを訪ねて来ました。幼友達と計画した旅は友人の義母の体調悪化で彼女が行けなくなったのは1日半前のこと。一人で行くか全面キャンセルかで半日悩みました。翌日愚痴るつもりで他の友人に電話をするといっしょに行きたいと言い出して、それから旅行会社に新しい航空チケットの手配で危ない橋を渡りました。前日のチケットは29万円もするけど たった1日で彼女は用意ができるのか?案の定、彼女は私のアドバイスも耳に入っていなかったのかジャケットとかいろんな忘れ物をしてました。実際はパスポートさえあれば行けるんですけどね。ミュンヘンの宿に着くとシャビーな3つ星ホテルの部屋はお気に召さなかったらしいけど どこの町も美しいことで機嫌を直していただけたみたいでした。


ノイシュバンシュタイン城
 ディズニーランドのシンデレラ城のモデルになったお城らしい。
汽車・タクシー・シャトルバスを使って辿り着くのがたいへんだった。


ケーニヒス湖
 ドイツで一番美しいと言われている湖。どうしても行きたかったチロル地方のとても静かで美しい所だった。この奥に赤い屋根の可愛らしいたたずまいの 修道院を写真に撮りたかったのだけれど船で往復2時間に阻まれ、次回に持ち越しました。

 日本人には一度も会いませんでした。(マニヤックな場所ってことだ。)ここもザルツブルグから汽車で 50分、バスで20分、歩いて10分なんて所で登山靴の人がほとんどでした。

ザルツブルグ
 ドイツとは屋根の色がちがう。塩の町って意味だね。タクシーの運転手のおじさん達の聴いていた音楽の趣味のいいのには驚き・・・さすがモーツアルトの故郷。その中の一人のおじさんにチップを少し渡したら、「カタジケナイ」だって。日本のアニメで勉強したのかな?時代劇でも流行ってるの?

バンベルク
 ドイツの新幹線ICEの中で言葉を交わしたドイツ人は ここをベニスのような町といったけれど私にはベルギーのブルージュに似て見えた。ここの燻製のビールの味はたとえようもなく美味だった。



ニュールンベルク
 ここはあまり期待してなかったのだけれどなかなか古い建物もあって素敵な街だった。ドイツはどこもゴミが落ちていないことがとてもうらやましかった。ビールも缶入りはほとんど売っていない。ビンは返すとお金が戻るらしい。(昔日本もそうだった)エコの進んだ無駄の少ない国だった。

ニュールンベルクのオープンカフェ
 10時を過ぎても暗くならないこの時期のヨーロッパ。 毎晩遅くまでこんな所でビールを飲んで過ごすらしい。サッカーのヨーロッパ選手権の真最中。この後ドイツがポルトガルに買ってしまったから大変。私たちの泊まるホテルの前にはたくさんの車が並び、朝まで騒いでいるのでした。

 

レーンバッハハウス市立美術館
 時間が少しあまったので、立ち寄った美術館にびっくりするほどの量のカンディンスキーの作品があって人もほとんどいなくてめちゃハッピーな時間でした。

ダンケ、道を教えてくれて。
 写真まで撮らせてもらっちゃいました。お礼に
小魚入りのおせんべいごちそうして国際交流?安全で英語のよく通じる国でとても旅がし易かった。エコ意識が進んだ大人の国にまた行きたいな。
“ビーターゼィン”