2009年10月アメリカ東海岸美術館を巡る旅

2009年10月、ニューヨークに行くなら今しかない。ドル安だし日中は20度ぐらいで過ごしやすいし、あまり歳を取ってしまうとニューヨークの迫力に負けそうだし。ワシントンDC・ボストン・ニューヨークに4回目の旦那をガイドに出かけて行ったのでした。


あの有名なゲッティスバーグの演説を思い出す。中学生の時に世界史で習ったんだったかな?「人民の・・・・」と言う民主主義の理念を宣言したんだった。

日本が贈った桜の木で有名なポトマック河畔

冬支度に忙しいリスがたくさんいた。

ホワイトハウス前

セグウェーなんかで観光するのね、アメリカって太った人がたくさんいるけどそんなに便利が好きだと痩せられないんじゃない?


スミソニアン博物館(航空・宇宙館)

ビュリューワリー(ビール醸造所レストラン)のランチ

スミソニアン博物館って、国立博物館とか自然史博物館とかの総称でどこの入場料が無料でとってもうれしかった。 フィッシュチップスとシュリンプサラダを注文したらこの量、これはアメリカ人が太るもう一つの理由だね。


お花屋さんのハローウィンのディスプレー

老舗のロブスター

日本の方がハローウィンの飾りは多い。どこの店でも飾ってるわけでもないし 熱心な飾り方でもない。グッズも日本の方が豊富 旦那がもう一度おうしても食べたいと言ったロブスター。なるほど美味しかった。クラムチャウダーも生蠣も美味しかった。

いい季節のセントラルパーク

MOMA近代美術館のカフェ

ニューヨークで働くママの代わりに、何人ものベビーシッターが1~3歳ぐらいの赤ちゃんを散歩に連れ出していた。・・・アメリカらしい。

3種類のベリーの入ったパフェはとても美味しかった。 どの美術館もすごく広くて内容が桁外れに充実していて、この国の裕福さを知らされる。1枚が日本へ来たらそれだけでたくさんのお客さんを呼べる価値の作品がいたるところにありすぎ。毎日3つぐらいの博物館や美術館をはしごしたけれど ぜんぜん見足りない。記憶力が落ちてるからそんなに見ても憶えていられないのがとても残念

ブロードウェィでライオンキングを観ました

帰りに階段を歩いていたらものすごい悲鳴とともに、ものすごい勢いでエスカレーターが走って行った。一人のおばあさんが倒れてうずくまっていたけど、あってはならない事故だったと思う。

タイムズスクエア

日本の宣伝がほとんど出てなかった。昔はたくさんあったのにな~と旦那。日本の経済が悪いんだよね。

グランドゼロ
あの日(9・11)のことを思い出して胸が痛かった。一人勝ちのアメリカに抵抗する手段は破壊?たくさんのごみが出たに違いない。デリケートな地球が泣いている。それにしても罪もない人の命をこんな手段で奪っていいわけはない

ウォール街のチッカー(株価変動電動表示)
旦那にとっては証券取引所は20年ぐらい前にビジネス研修で来た懐かしい場所。独特な雰囲気。

ジャズ好きが集まるブルーノート

私は特にジャズが好きってわけでもないけど 音楽は好き。ライブの良さも知っている。でもボストンシンホニーはこの時期演奏がなかったし、 本場の音をこのお店で聞いてみようと予約も取らずに行ってみた。気がつけば満席。テーブルは隣の人とは肩が触れるほどの狭さ。ステージが近い!ジャズが上手な盲目のおばさん(Diane Schuur)の喉もリズムもピアノも本物だった。

ホイットニー美術館のジョージア・オキーフ

私の一番好きな画家。アメリカの画家だからどこかで見られるだろうとガイドブックもチェックしてワシントンの美術館から学芸員に聞いたりしていたけれど なかなか見ることはできなかった。もう逢えず終いかと半ばあきらめながらたどり着いたホイットニー美術館。・・・・何とエントランスにはジョージア・オキーフ展の文字。いろんな美術館からここに集まっていたんだー。ボストン美術館からも、ナショナル美術館からも。涙が出るほどうれしかった。会場はオキーフのファンの熱気でみたされていた。


リバティ島からのマンハッタン島
(ダウンタウン)

夜もきれいだっただろうなー

自由の女神

これを目指してヨーロッパから自由の大陸に移民して来たんだねー。

エンパイア・ステイト・ビルからの(夕景)

1時間並んでる間に夕景から夜景へ やはりいろんな国の言葉が聞こえてきた。


エンパイア・ステイト・ビルの(夜景)

アメリカ最後の夜、筋肉痛になるほど 地下鉄・ボート・タクシー・歩きと欲深く動き回った。ニューヨーカーはとても早く歩くし、携帯を持ってピリピリしている。それは東京以上のストレス社会ではないかと感じた。特別の人しか生きていけない世界。振り落とされた人がホームレスなのかも知れない。ますます貧富の差は開いていくに違いない、この巨大な国にCO2の削減なんてできるのかな?何もかもが大きくてトイレでも手をふく紙も使い放題だったし・・・。観光も歩かないでセグウェーなんてエコじゃない。日本のせまくて小さいはエコには好都合だと思って帰ってきた。